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ワイヤレス ソリューションの選択

自律型と集中管理型

シスコのワイヤレス ソリューションは、Cisco Aironet アクセス ポイントを個別運用する自律型と、Cisco ワイヤレス コントローラによって複数の Cisco Aironet アクセス ポイントを統合運用する集中管理型の 2 つに大別されます。

自律型ワイヤレス ソリューションはスモール スタートに最適です。Cisco Aironet アクセス ポイントは、認証サーバを別途用意するコストをかけずに認証システムを導入できるローカル認証サーバ機能、不正なアクセス ポイントの検出機能など、無線 LAN の企業利用には欠かせない鉄壁のセキュリティを提供します。しかし、Cisco Aironet アクセス ポイントを個別に設定管理する必要があること、ユーザ認証やセキュリティなど管理機能を Cisco Aironet アクセス ポイント自体が処理するため、リアルタイムなトラフィック処理が非効率になることから、ネットワークの規模や要件によっては、運用管理の面でもパフォーマンスの面でも課題が生じます。将来の拡張予定を含めて 3 台以上の Cisco Aironet アクセス ポイントを利用する場合は、集中管理型の導入をお勧めします。また、Cisco Aironet アクセス ポイントの自律型から集中管理型への移行は、無償のソフトウェア アップグレード ツールでサポートします。

集中管理型ワイヤレス ソリューションは、Cisco Aironet アクセス ポイントを個別に設定管理するのではなく、Cisco ワイヤレス コントローラで集中管理します。管理対象にはリモート拠点の Cisco Aironet アクセス ポイントも含まれるため、ネットワーク管理者の負荷が大幅に軽減されます。また、管理機能を Cisco ワイヤレス コントローラが処理するため、Cisco Aironet アクセス ポイントはリアルタイムなトラフィック処理に専念できます。さらに、Cisco Aironet アクセス ポイントのロード バランシングや相互バックアップ、電波環境の変化への迅速かつ動的な対応、ゲスト専用無線 LANの構築など、多くのメリットを提供します。

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